新曲 YS11-FC について

 

新曲 YS11-FC について


航空自衛隊入間基地は西武池袋線が基地の敷地内を通っている珍しい基地で、学生時代は電車の中からC-1輸送機や飛行点検隊のYS-11を見ることができました。所属する飛行機も畑の耕運機のようにすっかり狭山丘陵の景色に馴染んでいたものです。

例年11月3日の文化の日の祝日に開催される航空祭にも何度も足を運びましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止になった年から暫く参加しない間に、C-1輸送機は新型のC-2輸送機に置き換えられ、飛行点検隊仕様のYS-11FC(FC=FlightCheck)もU-680AやU-125といったビジネスジェット風の機体に置き換えられてしまい非常に寂しい限りです。

もともとYS-11は国が音頭を取って組織した輸送機設計協会が設計し、国策会社の日本航空機製造(NAMC)が製造した我が国唯一の国産旅客機で、型番は少年時代の読書の記憶が正しければ"Y"usouki-"S"ekkeikyokaiの主翼案"1"、原動機案"1"でYS-11でよかったと思います。国主導の典型的な護送船団方式のプロジェクトでしたが、某M社のリージョナルジェットが量産段階に進めなかったことを考えると、重工各社にバイクのH社の航空子会社も入れた、"新護送船団"の結成以外に国産旅客機の復活は有り得ないのではないか、と思う次第です。

ジャケット画像は10年ほど前に入間基地航空祭の際に展示飛行を終えて着陸後、滑走路北端で180度ターンする機体を撮影した写真をAIに読ませて飛行状態に加工したものです。ノーズギアの扉やエンジンカバー下部のメインギアの扉が閉まった状態に加工するのが難しくて、フラップも出ていなければ水平尾翼も横一直線になっているのに脚のフタが閉まりきっていないという航空オタクにはじっくり見ないで欲しい画像となってしまいましたが、音楽プレーヤーの縮小表示では問題ないと判断しました。画像加工ソフトでの最終仕上げで色のコントラストを上げすぎた感がありますが、個人的には満足できるジャケット画像になったと思っています。

曲については若いころに思いついてメモしていた冒頭の数小節を元にして今現在の手法でまとめたものです。いくつか組み合わせているリバーブの中でコンボリュージョンリバーブも使用しているのですが、従来は某有名コンサートホールのIR波形を使用していたのですが、今回はハリウッドのスタジオのIR波形を使用してみました。ほぼプラシーボ効果に近いですがちょっと昔の映画音楽風のフレーバーがついたのではないかと自己満足しています。

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